| ジギング(JIGGING) 【ジギングとは・・・】 鉛の疑似餌(ジグ)を水中に沈めて動かすことによって魚食性の魚を釣る釣法。餌となる小魚やイカなどに見せかけたり魚を興奮させたりして食いつかせる。 【ジギング用語】 アシストフック : ジグの上部分に着けるシングルの針。以前は下部のトリプルフックだけで釣っていたのでこのような呼び方になった。フロントフックともいう。 ガイド : 竿にラインを通すための部品。日本の竿のガイドはほとんどが富士製である。 ジグ : 鉛の疑似餌 ジャーク(ジャーキング) : 竿を上下に動かしてジグを動かすこと。しゃくること。 スピニングリール : 最も一般的なリール。遠投に向いている。 スピニングロッド : スピニングリールを装着するように作られたロッド。ガイドは下部にある。 スプリットリング : 金属でできたルアーとトリプルフックなどを結合するためのもの。多くのものが720°の円状になっている。 タックル : 道具 ダブルライン : ラインシステムを作るときにメインラインの先端をダブルにしたもの。ビミニツイストが一般的。あまり必要性は感じられない。 ティップ : 竿の先端部分の名称 ドラグ : リールからラインがでていくテンションを調整する部品 トリプルフック : 3本フックが120°の角度でくっついた形に作られている針。ルアーフィッシングで常用される針。 バイト : 魚が餌やルアーに食いついてくること バット : 竿の根元部分の名称 PEライン : 超高分子ポリエチレン製の釣り糸であり、ナイロン製に比べ強く伸びが少ない。 プライヤー : ペンチのような形状をした、スプリットリングを開いたり、魚からフックを外したりする道具。また、他にも色々な使い方がある。 フォーリング : 落ちること。ジグをフォーリングさせる。などと使う。 フック : 針 フッキング : 針をしっかり魚に刺すこと ブランク : 竿のメインになる棒部分で、先に行くほど細くなっている。カーボンやクラスファイバーでできている。 ベイトフィッシュ : 餌となる小魚 ベイトリール : 両軸リール。餌釣りによく使用されるのでこの呼び方がされている。 ベイトロッド : べイトリールを装着するように作られたロッド。ガイドは上部にあり、指をかけるトリガーがあるのが特徴。 ライン : 釣り糸 ラインシステム : メインラインとリーダーを結合する方法。様々な結合方法がある。お勧めは電車結び。 ランディング : ヒットさせた魚を陸や船の上にあげる動作 リーダー : メインラインの先端に結合するライン。直接魚の体に触れたりする部分なので擦れに強いナイロンやフロロカーボン製のものを使用する。 リール : 釣り糸を巻いてある機械 リールシート : 竿のリールを装着する部分の名称。日本の竿のリールシートはほとんどが富士製である。 リーリング : リールにラインを巻き取る動作 リアクションバイト : 反射的に捕食すること ロッド : 釣竿 【ジギングのマナー】 1.ジギング中ジグを船べりから中に上げない。 2.ロッドやジグを他人に向けない。 3.ゴミは持ち帰る。 【ジギングの準備】 ジグを落とす前に必ず以下のことをチェックする必要がある。 1.ラインのチェック 2.ラインシステムのチェック 3.ドラグのチェック 【ジギングの方法−基本編】 1.リールから出たラインを巻き取ることによりジグを動かす。・・・リーリング ジグを底まで沈めてリールを巻く。これによりジグは水圧を受け水中でゆらゆらと動く。スピードを上げれば上げるほどゆらゆらのスピードもあがる。これでけでも十分魚は釣れる。 2.竿(ロッド)を動かしてジグを動かす。・・・ジャーキング ジグが水中にある状態でロッドの穂先(ティップ)を1m上に動かすと水中にあるジグも1m上に上がる。実際はラインの伸びがあるのでそこまでは動かないが・・・。 3.1、2を組み合わせてジグを動かす。・・・リーリング+ジャーキング ロッドを上に上げて下ろす。するとすぐにはジグは沈まないので糸ふけができる。その糸ふけをリールでラインを巻き取ることでなくす。例えば1mロッドを上げて下ろした瞬間ジグは1m上がっている。すぐにラインを1m巻き取る。これを繰り返すことによりジグは「1m上がって20cm落ちる1m上がって20cm落ちる。」この動きを繰り返す。 【ジギングの方法−レベルアップ編】 1.リーリングとジャーキングのバランスを変える リーリングとジャーキングのバランスを変えることによに様々なアクションを演出する。 ・ジャーキング1回+リーリング1回・・・ジャーキングを1回して糸ふけがなくなるまでリーリングを行いリールを止める。この繰り返し。 ・ジャーキング1回+リーリング1回・・・ジャーキング1回の間にリーリングを1回行う。その間リールは止めない。この繰り返し。 ・ジャーキング1回+リーリング2回・・・ジャーキング1回の間にリーリングを1回行う。その間リールは止めない。この繰り返し。 2.ジャーキングのストロークを変える ジャーキングのストロークを変えることにより一気にジグが動く長さを変える。ジギングにおいてトップスピードはリーリング時よりもジャーキング時の方が速い。リアクションバイトに持ち込む時にはスピード重要にないることが多い。長いロッドほどストロークを多く取れる。 3.リーリング+ジャーキングのスピードを変える 魚がジグを捕食しやすくなるスピードは、そのときの潮、ベイトフィッシュ、水温によって変わってくる。状況を船長に聞いたり自分でスピードを変えながら色々試してみる必要がある。 4.捕食のタイミングを与える 魚がジグにバイトするタイミングは様々である。その日の最もバイトし易いタイミングを早く見つけることが釣果アップに繋がる。 ・ジグが止まった瞬間 ・ジグがフォーリングし始めた瞬間 ・スピードが上がった瞬間 ・スピードが落ちた瞬間 5.広い範囲を探る ジグを遠方へキャスティングして広い範囲を探ることにより垂直ではジグに気が付かなかった魚をバイトに持ち込むことができる。キャスティングは大変危険なのでアンダーキャストを行う。ミヨシなど絶対に安全が確保されている場合のみオーバーキャストするように心がけることが必要である。 【ジギングの方法−食いが悪いとき編】 1.ジグのアクションを変えてみる。 色々なアクション試す必要がある。ジグの重たい方を上にしてみるのもいい。このときテールフックを装着すると針がラインに絡むので装着しないようにすること。 2.ジグのカラーを変えてみる。 色々なカラーを試してみる必要がある。ある1色にしかバイトしてこないということもよくあるからである。 3.ジグの大きさを変えてみる。 色々な大きさを試してみる必要がある。小さいジグにしかバイトしてこなかったり、大きなものによくバイトしたりということもよくあるからである。 4.リーダーを変えてみる。 リーダーを細くしてみるのもいい。少しでも魚に見えなくするのだ。フロロカーボンからナイロンに変えてみるのも効果があるかもしれない。 ※ 但し、何をやっても食わないときもあるのであしからず。 【ジギングの方法−魚がヒットしてから編】 1.フッキングする。 魚がヒットしたらまずはしっかりフッキングする必要がある。フッキングさえしっかりできていれば、ほとんど魚を逃がしてしまうことはない。 フッキングで最も重要なことはラインをたるませないことである。フッキングをしようとしてロッドを上に上げようとする。その上げるために反動をつけるためにロッドを下げる。この瞬間にラインがたるんでしまう。そしてロッドを上げた瞬間にバレる。この光景をよく目にする。 フッキングする際にリールから手を離すのは論外である。 「フッキングはリールで行う」と覚えておいてほしい。魚がヒットしたらリーリングでラインにテンションをかけると同時にロッドでさらにテンションをかけてフッキングをするのである。 2.魚を浮かせる。 しっかりフッキングができたら魚を浮かす。このとき魚と綱引きをしてはならない。走りだしたら逆らわずにじっと耐える。怯んだら一気にラインを回収する。「ロッドを持ち上げロッドを下ろしながらラインを回収。再び走りだしたらまたじっと耐える。」この動作を繰り返す。このときロッドに立てすぎには注意する。45°以上の角度にしないように心がける。これでバレずに浮いてくるはずである。 但し、根擦れの危険がある場所では強いラインを使い強引に頭をこちらに向かせて一気に底から離す必要がある。底を離れてしまえば後は同じことを繰り返せばいい。 3.魚をネットに誘導する。 青物の場合、水面まで浮かせてきても安心はできない。水面で空気を吸わせた瞬間、激しく頭を振る。このときフックが外れてバレることがよくある。 理想は水面下5cmでネットに入れるように誘導することである。ネット係の人と呼吸を合わせて行う必要がある。 ※ ネット係の注意:魚を追い回さないこと。ぎりぎりまでネット水中に入れないこと。頭から入れること。 |